関西文化の日-実施結果報告-
 平成15年度   実施の趣旨 実施内容 実施結果
実施の趣旨
関西2府7県(福井県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、徳島県)内の美術館・博物館などの文化施設において、11月の一定期間、入場料(原則として常設展)を無料にすることで、圏域内の方々に広く美術作品や資料に接する機会を提供し、美術・学術愛好者の増大を図ります。
また、圏域外に向けても、文化が息づく関西を広く、かつ強くアピールし、圏域への集客を図ります。
文化庁の提唱する「関西元気文化圏」に呼応し、地元側の「関西元気文化圏推進協議会」が主催する事業の第一弾となります。
 
実施内容
1.参加施設
国公立、民間施設121施設。別紙「関西文化の日」対象施設一覧のとおりです。
なお、無料となるのは原則として常設展です。(企画展、特別展の入場が無料になるところもあります。)
*報道発表およびポスター・チラシの作成時には116施設の参加でしたが、その後、さらに5施設が参加され最終的には121施設での実施となりました。
参加施設の一覧はこちらをご覧ください。
2.実施期間
平成15年 11月1日(土)〜3日(月・祝)もしくは2〜3日、3日・・・・ 8施設
  11月8日(土)〜9日(日)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2施設
  11月15日(土)〜16日(日)の2日間もしくはどちらか1日 110施設
  11月23日(日)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1施設
3.対象者
すべての方が対象です。
 
実施結果
平成15年度に初めて取り組みました「関西文化の日」につきましては、国立施設、府県市町村立施設および民間施設等に参加いただき、121の美術館・博物館等での実施となりました。
1.入場者数
121の参加施設のうち、国立および2府7県3政令指定都市立の46の参加施設について入場者数の把握を行いました。結果は以下のとおりです。
72,956人 (前年同時期 30,233人)
対前年比 42,723人増、2.41倍
増減率 141.3%増
  国立5施設合計 2府7県3政令指定
都市立41施設合計
合 計
「関西文化の日」実施日
における入場者数(a)
16,382 56,574 72,956
前年同時期の入場者数(b) 4,374 25,859 30,233
増減数(a-b) 12,008 30,715 42,723
対前年同時期比(a/b) 3.75 2.19 2.41

2.入場者アンケートの結果
「関西文化の日」実施日に各国立施設および府県政令指定都市立の施設で入場者にアンケートを実施しました。
その結果は以下のとおりです。
Q1 どこから来ましたか?
グラフ1  
当該府県内から 62.8%
関西圏内の他府県から 26.4%
その他の地域から 10.8%
多くの地域の住民の方に地元の文化施設に触れる機会を提供できたと考えられます。
全体の1割以上の方が関西圏域外から訪れていることから、関西が誇る『文化』を基にした観光振興に貢献できたと推測されます。

Q2 職業は何ですか?
グラフ2  
小中高生 9.1%
大学生・専門学校生 5.5%
会社員・自営業など 36.3%
主婦 29.4%
その他(無職など) 19.7%

Q3 入場無料について何で知りましたか?
グラフ3  
ポスター・チラシ、
インターネット
20.5%
新聞、テレビ・ラジオ、
雑誌など
20.5%
友人、知人、
家族から聞いた
10.4%
来てはじめて知った 42.3%
その他 6.3%
入場者の6割近くの人が何らかの方法により、入場無料であることを知って来られています。このことから広報については一定の効果があったと考えられます。また、前年同時期に比べて2.41倍もの多くの人が入場されていることから、アンケート未回答の人の多くが入場無料と知って来られたと推測できます。
なお、今後、入場した人からの口コミなどでの一層の広まりが期待できます。
一方で「広報が足りない」、「もっとPRして欲しい」との意見も寄せられ、一層の努力が必要と考えています。

Q4 入場した施設以外で行きたい施設はどこですか?
法隆寺などの寺社仏閣、大阪城などの城郭、水族館、動物園等への希望がありましたが、その他はほとんどが今回「関西文化の日」に参加している施設でした。

Q5 その他の自由意見
「文化に触れる良い機会ができて大変よかった」という意見が大多数をしめていました。他には「実施回数を増やして欲しい」、「春にも実施して欲しい」などの意見も多く寄せられていました。
また「いい企画なのでもっとPRして欲しい」との意見もありました。
一方で、あまりに多くの入場者のため、「ゆっくり鑑賞できなくて残念」という意見や、「多少なりとも有料とすべき」、「一斉に無料では多くの施設を見て廻れない」との声もありました。
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