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[和歌山県立近代美術館]

泉茂 ハンサムな絵のつくりかた
《インディアン》1956年 リトグラフ

《インディアン》1956年 石版、紙

 叙情的な作風で版画家として評価された青年時代から、文学性を排除した晩年の明快な表現へ。関西の美術を牽引してきた泉茂(いずみ・しげる 1922-1995)の画業を紹介します。
 大阪市に生まれた泉は、1939(昭和14)年大阪市立工芸学校図案科を卒業した後、大丸百貨店に勤務のかたわら中之島洋画研究所に学びました。戦後、制作に専心するようになり、1951(昭和26)年に瑛九らと結成した「デモクラート美術家協会」で活動しましたが、泉が1956(昭和31)年の第1回東京国際版画ビエンナーレ展で新人奨励賞を受賞したことをきっかけに同会は解散、1959(昭和34)年ニューヨークに渡り、そののちパリへ移りました。
 そしてこの頃から、芸術とは作家の内部で育まれ、凝縮されたイメージを探求するばかりではなく、発見するものであるという考えにもとづき、自身が描いたドローイングから筆跡の一部分を切り取って拡大し、緻密な筆使いで再現するという方法で制作をはじめました。以後も意識的に自らが定めた制作方法を転換しながら、刺激的な表現を展開していきました。
 それは、いちど版画家として高く評価された泉が、版画家の枠にとどめられることなく画家として生きるための、そして、自身に挑戦するかのように生涯たゆむことなく描き続けるための方法でもありました。それぞれの作品の魅力とともに、いま自身の生き方に向き合っている方にも、これから自身の仕事を始めようとしている方にも、その仕事術をあわせてご覧いただきたい展覧会です。

会 場
和歌山県立近代美術館 2階展示室
期間
2017年1月28日(土)〜 2017年3月26日(日)
休館日
月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替え期間。
参加費 / 入場料
■企画展 一般510円(410円)、大学生300円(250円)、( )は、20名以上の団体料金。                           
■※高校生以下、65才以上、障害者の方は、無料。
 ※和歌山県内に在学中の外国人留学生無料。
 ※毎月第4土曜日(1月28日、2月25日、3月25日)は「紀陽文化財団の日」として大学生無料。
開館時間 / 閉館時間
9:30〜17:00(入館は16:30まで)
スケジュール
■川嶋哲郎ジャズ・ライブ「探求を超えた発見。自己への挑戦。」
【日時】2月11日(土・祝)14:00から2階ホールにて

■こども美術館部「ぶぶんとぜんたい」(小学生対象の鑑賞会)
【日時】2月18日(土) 14:00から会場にて(当日開始時間までに要受付)

■講演会「泉茂の若き日々 デモクラートの活動を中心に」
講師 安來正博(国立国際美術館主任研究員)
【日時】2月25日(土) 14:00から2階ホールにて

■担当学芸員による展示解説
【日時】3月11日(土) 14:00から会場にて(要観覧券)

■講演会「泉茂 ハンサムな絵のつくりかた」
講師 植野比佐見(当館主任学芸員)
【日時】3月25日(土 14:00から2階ホールにて
住 所
〒640-8137   和歌山市吹上一丁目4番14号
電話番号
073-436-8690
ウェブサイト
主催、共催等
【主催】 和歌山県立近代美術館
お問い合わせ先
073-436-8690
アクセス
■JR和歌山駅または南海電鉄和歌山市駅からバスで約10分、「県庁前」下車、徒歩2分
ユニバーサル設備
ベビーカー貸し出し、エレベーター、エスカレーター、スロープ、車いす利用者用駐車場、車いす貸し出し、授乳室、車いす利用者対応トイレ、オストメイト対応トイレ
車いす利用者のための
アクセス経路
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