[和歌山県立 紀伊風土記の丘]
秋期特別展「埴輪が語る古墳の祀り」

紀伊の人々が古墳で執り行った葬送儀礼について考えます。

秋期特別展チラシ 秋期特別展チラシ

イベント概要

古墳は、被葬者の地位や身分を表す政治的な構造物であるとともに、死者を弔う「墓」でもある。大王や各地域の首長などの死に際しては、殯が執り行われたのち、古墳へ埋葬され、古墳築造完成に伴いさまざま葬送儀礼が行われたとされている。墳丘に立て並べられた「埴輪」もまた、こうした儀礼の一つであると考えられる。
 埴輪を用いた葬送儀礼は、ヤマト政権により巨大な前方後円墳が造られ始める3世紀後半頃に生み出され、前方後円墳が終焉を迎える6世紀まで執り行われた。この間に円筒埴輪を墳頂に立て並べることから始まり、家や動物、人物などを象ったさまざまな埴輪が加わるとともに儀礼の「場」も造出しや(出)島状遺構、堤上などへと変化し、時期ごとに新たな葬送儀礼が生み出された。そこには、当時の人々の葬送観の変化もまた垣間みることができる。
一方で、こうした埴輪の葬送儀礼はヤマト政権と各地域の関係の中で伝播し、地域で変容することから、各地域で儀礼の内容や埴輪の造形が異なる。紀伊では、畿内の周辺にありながら、埴輪の出現は4世紀後半と遅れる。しかし、5世紀になると、紀ノ川北岸で大型の前方後円墳の築造が活発化し、埴輪を用いた葬送儀礼が定着する様子がうかがえる。6世紀には、紀ノ川南岸の岩橋千塚古墳群へ大型古墳が移り、大日山35号墳等にみられるように、継体天皇陵と目される今城塚古墳と同様の埴輪を立て並べる一方で、日本で唯一の翼を広げた鳥形埴輪や本来堤上に配置される埴輪群が造出しなどに集約されるなど、地域的な変容がわかる好例である。また、紀伊のなかでも、岩橋千塚古墳群での中小古墳やその周辺地域での埴輪の種類と配置などから

開催期間

2020年10月03日(土)2020年12月06日(日)

休館・休園日
毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合次の平日)

開催時間

09:0016:30

入館は16:00まで

会場
和歌山県立紀伊風土記の丘
料金
入館料必要 一般360円、大学生220円、小・中・高校生、65歳以上無料
問合先
和歌山県立紀伊風土記の丘 
電話:073-471-6123
カテゴリー: ジャンル
  • 歴史
  • 博物学
  • 考古学
  • 講座・講演
休館日

アクセス
電車・バス:JR和歌山駅東口よりバス「紀伊風土記の丘」行終点徒歩5分

自動車:阪和高速道路「和歌山」ICから約5分
主催/共催
和歌山県立紀伊風土記の丘

施設情報

施設名
和歌山県立 紀伊風土記の丘
開館時間/閉館時間
09:00〜16:30(入館は16:00まで)
所在地
〒640-8301
和歌山県和歌山市岩橋1411
電話番号
073-471-6123

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